リハビリ開始の日ハム上沢に届いた大谷からの“お見舞い”

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 手術痕からは、痛々しさが伝わってくる。

 2日、左膝蓋骨の整形手術を受けた日本ハムの上沢が二軍施設でリハビリを開始した。

 6月18日のDeNA戦、ソトの強烈なライナーが左膝を直撃。左膝の皿が真ん中から真っ二つに割れた。

「痛くて最初は何が起きたかわからなかった。気づいたら、(倒れて)上を向いていました」

 翌19日に手術。全治5カ月と診断された。これから2カ月間ほど、ギプスを固定。来春キャンプに向けてリハビリを行うという。

「調子が上向いてきた中で、なんで今なんだろう、というのはあったし、いろいろ考えましたが、復帰するまで時間があるので、ケガする前よりパワーアップしたい」

 入院中、仲の良い元同僚のエンゼルス・大谷から見舞いの連絡が来た。退院する直前だった。

「『ようやく落ち着きましたか? 大丈夫っすか?』っていう感じで。来年には間に合わせる予定だと伝えると、『間に合うようならモチベーションが上がっていいですね』と。(大谷は)傾斜を使って投げ始めて、アイツは投手なので、いま投げられないことはいろいろあると思いますが、打者で出られるので心の負担は軽減されているかもしれませんね」

 ちなみに、大谷は上沢へ「そろそろ試合行ってきます」と伝えた直後の試合で本塁打を放ったそうである。

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