リハビリ開始の日ハム上沢に届いた大谷からの“お見舞い”

公開日: 更新日:

 手術痕からは、痛々しさが伝わってくる。

 2日、左膝蓋骨の整形手術を受けた日本ハムの上沢が二軍施設でリハビリを開始した。

 6月18日のDeNA戦、ソトの強烈なライナーが左膝を直撃。左膝の皿が真ん中から真っ二つに割れた。

「痛くて最初は何が起きたかわからなかった。気づいたら、(倒れて)上を向いていました」

 翌19日に手術。全治5カ月と診断された。これから2カ月間ほど、ギプスを固定。来春キャンプに向けてリハビリを行うという。

「調子が上向いてきた中で、なんで今なんだろう、というのはあったし、いろいろ考えましたが、復帰するまで時間があるので、ケガする前よりパワーアップしたい」

 入院中、仲の良い元同僚のエンゼルス・大谷から見舞いの連絡が来た。退院する直前だった。

「『ようやく落ち着きましたか? 大丈夫っすか?』っていう感じで。来年には間に合わせる予定だと伝えると、『間に合うようならモチベーションが上がっていいですね』と。(大谷は)傾斜を使って投げ始めて、アイツは投手なので、いま投げられないことはいろいろあると思いますが、打者で出られるので心の負担は軽減されているかもしれませんね」

 ちなみに、大谷は上沢へ「そろそろ試合行ってきます」と伝えた直後の試合で本塁打を放ったそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発