日ハム借金生活に…輝星離脱に清宮不振で“弱り目に祟り目”

公開日: 更新日:

 札幌に衝撃が走った。

 一軍に帯同していた日本ハム吉田輝星(18)が左腰の張りを訴え、二軍で再調整することになった。

 2日からの9連戦中にプロ3試合目となる先発登板が予定されていたが、今後は11日のフレッシュ球宴に向けて調整することになる。

 吉田が腰の異変を感じたのは2日ほど前。谷ヘッドトレーナーが軽症を強調しているように、あくまで大事を取ったもようだが、今後は病院の検査を受ける可能性もある。

 ケガで無理をさせられないのは仕方ないにせよ、チームにとっては痛い。吉田は2試合に先発し、1勝1敗、防御率6.75ながら、ストレートはすでに一軍レベル。連戦が続き、先発の頭数が足りない中での離脱だからなおさらだ。

 問題は吉田の離脱だけではない。2年目の飛躍が期待されている清宮幸太郎(20)も状態がイマイチだ。

 3月に右手有鈎骨を骨折し、手術を経て5月下旬に一軍合流したものの、ここまで26試合出場で打率.208、2本塁打、15打点。試合と並行し、課題であるスローイングなどの守備練習もやっているが、6月中旬には6試合連続でスタメンを外れたこともあった。ライバル球団のスコアラーはこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾