新弟子に陰湿イジメ 引退勧告受けた貴ノ富士の呆れた行状

公開日: 更新日:

■「私は頭が悪いです」

 風呂の一件はともかくとして、あまりに陰湿なイジメの数々。新弟子脱走の責任で同日、けん責処分を食らった双子の弟・貴源治も似たような嫌がらせをしていたのだから、呆れるしかない。

 こちらは仕事をミスした新弟子たちに、連帯責任で腕立て伏せを強要。他にも新弟子に「私は頭悪いです」と言わせた様子をスマートフォンで録画する動作をした。兄弟そろってロクデナシだ。

 貴ノ富士は事実上の引退勧告を不服とし、スポーツ庁に処分軽減の上申書を提出。27日には文科省で会見を行うという。2度目の暴力に加え、素行にも問題ありと発覚した貴ノ富士。懲戒解雇ではなく引退勧告なのは、むしろ協会の温情と思えるのだが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?