小指骨折で7度目休場…白鵬の「横綱病」につけるクスリなし

公開日: 更新日:

 こんな横綱はもう不要だ。

 9日朝、白鵬(34)が相撲協会に休場届を提出。診断書によれば、「右第5中手骨骨折で今後約2週間の加療を要する見込み」。初日の北勝富士戦で負傷したのかと思いきや、単に骨が折れていたことに気付いていなかったという。

 確かに白鵬は場所前の稽古で、右手の小指を痛めていた。が、休場するほどのケガに気が付いていなかったのなら、明らかに自己管理不足。なにせ、場所前は「(今の自分には)数年前の速さがあると思う」と、復活を豪語していたくらいなのだ。

 程度の差はあれ、力士はほぼ全員、どこかしらケガを抱えている。大関復帰を目指す貴景勝も5月場所で負傷した右ヒザの状態を聞かれ、「力士は全員、痛いとかある。万全で相撲を取っている人はいないでしょ」と、話していた。

 これで白鵬の休場は昨年から数えて7度目。負け越しが引退につながる横綱は、休場しがちになる傾向がある。いわゆる「横綱病」だ。それが多少ならまだしも、休むことに抵抗がなくなるようでは論外だ。

 念願の国籍取得もかない、親方になる資格を得た白鵬。やる気がないなら、今すぐ辞めてもらっても結構だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後