司令塔レイドローを封じ込めるか…前回W杯日本戦で20得点

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 スコットランド代表を取材する地元紙記者がこう言う。

「トップ14のシーズンが終了すれば、フランスはもとより、英国のクラブも交えた争奪戦に発展するのは必至。本人は『キャリアの最後は英国に戻ってプレーしたい』と話しているが、資金力豊富なクラブが揃うトップ14のチームが英国以上の好条件でオファーするはずです。レイドローは『もう若くはないから、これ以上、選手として成長はしない』と、代表レベルでプレーするのは厳しいとしているものの、レベルが高いフランスや英国でのクラブでも、まだ十分に活躍するだけの力はある。今大会はレイドローにとって代表として有終の美を飾るのはもちろん、自らの価値を高めてトップ14からの好条件を引き出すためにも、1試合でも多くプレーしたいと考えている。今大会は本人の中に期するものがあるはずです」

 超一流のプレーを披露する上に、映画俳優も顔負けのルックスだ。地元スコットランドでは引退後、芸能界への転身が噂されている。15年大会の日本戦での活躍から、日本人女性にも熱烈なファンがいるほどだ。

 レイドローの隙のないパフォーマンスを封じた先に日本代表の勝機は見えてくる。

(つづく)

【連載】日本の宿敵 スコットランドの危険人物

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