司令塔レイドローを封じ込めるか…前回W杯日本戦で20得点

公開日: 更新日:

 スコットランド代表を取材する地元紙記者がこう言う。

「トップ14のシーズンが終了すれば、フランスはもとより、英国のクラブも交えた争奪戦に発展するのは必至。本人は『キャリアの最後は英国に戻ってプレーしたい』と話しているが、資金力豊富なクラブが揃うトップ14のチームが英国以上の好条件でオファーするはずです。レイドローは『もう若くはないから、これ以上、選手として成長はしない』と、代表レベルでプレーするのは厳しいとしているものの、レベルが高いフランスや英国でのクラブでも、まだ十分に活躍するだけの力はある。今大会はレイドローにとって代表として有終の美を飾るのはもちろん、自らの価値を高めてトップ14からの好条件を引き出すためにも、1試合でも多くプレーしたいと考えている。今大会は本人の中に期するものがあるはずです」

 超一流のプレーを披露する上に、映画俳優も顔負けのルックスだ。地元スコットランドでは引退後、芸能界への転身が噂されている。15年大会の日本戦での活躍から、日本人女性にも熱烈なファンがいるほどだ。

 レイドローの隙のないパフォーマンスを封じた先に日本代表の勝機は見えてくる。

(つづく)

【連載】日本の宿敵 スコットランドの危険人物

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"