ラグビー日本代表WTB福岡堅樹 “スピードスター”のルーツ

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 ラグビーW杯1次リーグでサモアを38対19で下し、開幕3連勝とした日本代表。アイルランド戦で決勝トライを奪い、サモア戦でも後半1トライあげるなど大活躍なのが、50m5秒8のスピードスターWTB福岡堅樹(27=パナソニック)だ。祖父は内科医、父親は歯科医。将来的には医師を目指すという。これまでの恩師、恩人が異色のラガーマンの原点を明かした。

■洞察力と集中力でインターセプト狙い

 2020年東京五輪で現役を引退すると決めている。15人制の国際舞台は今回のW杯が最後。その後は幼い頃からの夢でもある医師を目指す。

 5歳からプレーを始めた福岡県宗像市の玄海ジュニアラグビークラブで、当時監督だった平川博康会長(69)がこう言う。

「歯科医のお父さんは元ラガーマン。その影響で車で30分くらいのところにあるうちに来たんですね。背はあまり大きくなかったけど、小学生の頃から足の速さは群を抜いていました。体にバネがあって瞬発力がケタ違い。誰も止められないし、パスも強いから味方も取れない。でも弱点がありました」

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