佐々木朗希のロッテ指名は大正解 これだけの“プラス材料”

公開日: 更新日:

「浜風が強いので、風に気をつけたいです」

 ロッテに1位指名された佐々木朗希は冗談めかして、こう言った。

 西武日本ハム楽天との4球団による競合の末、昨年の藤原恭大(大阪桐蔭)に続いて当たりくじを引いた井口監督は、「桁外れの凄い選手」と評価した上で、「これからの話になるが、メディカル、フィジカルを含めて大学病院と提携する。万全なサポートでやれると思う」と力説した。

 3日、大船渡高で佐々木と面談した永野チーフスカウトによると、正式に入団が決まった暁には、佐々木が今夏、U18W杯に備えて合宿を行った筑波大との連携も図っていくという。筑波大が収集した投球の動作解析等のデータの活用を佐々木側が希望しているそうで、さまざまな角度から育成をマネジメントする方針だ。

■面談ではマメ対策を提示

 また、同スカウトは佐々木がU18期間中に2度、血マメを潰したことについては、「そこは心配してない」とキッパリ。面談の際に「右手でコップを持たない。湯船に指を長くつけない。テーブルなどの角を使って、常々、指をこすっておけば、皮が硬いままの状態を維持できる」と予防策も提示したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々