体づくりに強い拘り 佐々木の“ハードル”に尻込み球団続出

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「40歳まで野球をやりたいです」

 3日、大船渡の佐々木朗希(3年)は、母・陽子さん、国保監督、そして吉田部長と計4人でヤクルトロッテとの面談に臨んだ。佐々木本人はロッテとの面談で、冒頭のように伝えたという。

 佐々木が終始気にかけていたのは、練習環境についてだった。面談した2球団に対し、練習施設のことを中心に質問。ヤクルトの斉藤スカウトは、「(寮の横にある)室内練習場は何時でも使えるのですか? という質問があった」と明かせば、ロッテの永野チーフスカウトも「練習施設のことを中心に質問があった」と話した。

 二軍寮や室内練習場の設備、二軍寮と一軍球場との距離、さらには球団ごとの育成プランについて、熱心に耳を傾けていたという。

 ロッテの永野チーフスカウトは、「高校生なので、体力について誰もが課題。そこをクリアしていければ日本を代表する投手になる。来年どうのこうのというより、体づくりがまずは大事で、体が一番。急に投げさせるということではなく、国保監督がやってきた育成スタイルを継続するような形になっていると説明した」と言う。

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