巨人FA美馬&鈴木の交渉難航…非公開は自信のなさの表れ?

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 まさかの、連敗――なんてこともありそうな雲行きだという。

 楽天ロッテからそれぞれFA宣言した美馬学(33)と鈴木大地(30)の獲得に乗り出している巨人だが、在京球団の編成担当は「交渉役を務める大塚球団副代表は、すでに2人と3度ずつ交渉した、と言っている。交渉日時を報道陣に公表している他球団とは違い、巨人はすべて事後報告。丸と炭谷の両取りに成功した昨年は交渉後の取材に応じたが、それとは正反対です。当初から苦戦を予想していたからでしょう」というのだ。

 美馬にはロッテとヤクルトも参戦。11日に初交渉を行ったロッテは3年総額5億円超の条件を提示したとみられる。

 ヤクルトも3年総額3・5億円前後と精いっぱいの誠意を示した。

 条件では3年総額5億円超の巨人も負けてはいないが、前出の編成担当によれば、「ロッテがリードしているようです」という。

 美馬はロッテの井口資仁監督(44)と同じマネジメント会社に所属しており、個人的なつながりが深い。プライベートでも一緒に食事をする仲で、42歳になるシーズンまで現役を続け、メジャーのホワイトソックス時代にワールドシリーズ制覇も経験した井口監督の熱烈な信奉者だという。

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