渋野vs鈴木愛の賞金女王バトルは録画放送…LPGAとTVの怠慢

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 前週はまさかの予選落ち(鈴木優勝、申8位)で女王争いから大きく後退した。終盤の息切れかと思われたが、今回の優勝で圏内にとどまったのは、ここまでの活躍が「本物」ということだろう。

 渋野の持ち味は攻撃的なプレーだ。250ヤード前後のドライバーショットはFWキープ率(68・02%=40位)が示すように、必ずしも安定しているとはいえないが、果敢にピンを狙うショットでバーディーを量産。今大会は24バーディーを奪い、平均バーディー数4・04はランクトップ。

 強気の“壁ドン”パットも渋野の代名詞になっている。パーオンホールの平均パット数(1・7571)はツアー1位だ。 さらに今季4勝のうち3回は逆転劇を演じており、たぐいまれな勝負強さと集中力でファンの視線をクギ付けにしている。

「まだ最終戦で(賞金女王の)チャンスがある。自分のプレーができたら結果がついてくると思う」(渋野)

 久々に女子プロ界に現れた日本の逸材である。

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