相次ぐ女子プロのツアー引退…それでも老後ウハウハなワケ
これだけあれば心配ない。
女子プロゴルフで、ツアー通算3勝の大江香織(29)が、前週の伊藤園女子ゴルフを最後にツアーからの引退を表明。翌日には同3勝の一ノ瀬優希(31)が、ツアー2勝の谷口拓也(40)とすでに結婚していたことがわかり、今季限りでツアーから撤退することも発表。同7勝の佐伯三貴(35)も、今週のエリエール女子ゴルフをもってツアープレーヤーとしての活動に区切りをつけ、一線を退くことになった。佐伯は母校の東北福祉大ゴルフ部で指導にあたるという。
今季の3選手の稼ぎは、大江が約1082万円(賞金ランク78位)、一ノ瀬が約1051万円(同80位)、佐伯が約1442万円(同69位)。いずれもシード落ちは濃厚だ。しかし、来年からツアーを離れても路頭に迷うことはないだろう。
2011年シーズンを最後にツアープロを辞めた古閑美保(37)は通算12勝を挙げ、11年間の獲得賞金は約5億6834万円だった。タレント活動を始めてから出演したテレビ番組で「賞金には一切を手をつけていない」と語り、周囲を驚かせた。