渋野vs鈴木愛の賞金女王バトルは録画放送…LPGAとTVの怠慢

公開日: 更新日:

 女子ツアーはしばらく韓国勢が圧倒的に強く、2010年シーズンから7回も賞金女王タイトルを奪われ続けてきた。

 日本人プロがトップに立ったのは13年の森田理香子と17年の鈴木の、たった2回だ。

 ところが、今季は日本人選手が終盤まで賞金レース上位につけて盛り上げており、ゴルフファンの女子ツアーへの関心は例年以上に高まっている。

 その注目選手が日本人で42年ぶりにメジャーを制した渋野であり、直近3連勝を遂げた鈴木なのだ。

 最終日は、その渋野と鈴木が同組でガチンコの対決になった。しかも互いに一歩も引かないバーディー合戦になり、スコアを伸ばし合った。

 そんな手に汗握る熱戦にもかかわらず、テレビは試合が終わった後の録画放送だった。

 中継が始まったのは午後3時から。2時30分にはLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ホームページのスコア速報更新が中断された。しかし、ネットでは2時すぎにスポーツ紙がいち早く渋野優勝を伝えており、テレビ放送が始まる前にすでに結果は知れ渡っていたのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く