巨人補強の大本命 中日ロドリゲスに“FAマネー投入”の算段

公開日: 更新日:

 ロドリゲスの巨人戦防御率は1・69。中軸の坂本や丸が手を焼いた投手はセ・リーグにそうはいない。これがポイントだ。

■FA戦線で使うはずだった約10億円を…

「原監督は昨オフに広島から丸をFAで補強し、『同一リーグの選手を補強すると、自分たちが強くなると同時に、ライバル球団が弱体化する。こう言っちゃなんだけど、両方の効果がある』とセの球団からの引き抜きに味をしめている。1年3億~3・5億円ベースの2年もしくは3年契約を準備するとの情報があります。FA戦線で美馬、鈴木大地に立て続けに逃げられたが、2人に使うはずだった総額10億円近い額がそのまま浮いている。FA補強の失敗分とメジャーとの争奪戦に備え、当初の条件より金額をアップして臨むようです」(球界関係者)

 メジャー優勢の情報もあるが、巨人にとってロドリゲスは、補強の最大の目玉という位置付け。フラれた場合の衝撃は、FAで取り損なった2人の比ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性