データで分析 松山英樹は2020年悲願のメジャーで勝てる?

公開日: 更新日:

 2017年WGCブリヂストン招待を最後に優勝から遠ざかっている松山英樹(27)。今年こそ悲願のメジャーで勝てるのか? 米ツアー6勝目を挙げることができるのか?

  ◇  ◇  ◇

 勝てない原因は2年前に左親指の付け根を痛めたことが大きい。いまだに違和感や痛みが多少あるようだが、フェードからドローへのスイング改造も最終段階に入って、調子を戻していることは間違いない。米ツアー本格参戦7年目を迎えて経験も豊富であり、いつ勝ってもおかしくない。

 年間3勝を挙げた16―17年シーズンと、未勝利に終わった18―19年シーズンを比較すると、明らかに昨年のスタッツのほうがよくなっている。

 ドライバー平均飛距離こそ、16―17年(303・3ヤード=ランク26位)、18―19年(303・0ヤード=同31位)とほとんど変わらない。

 しかしフェアウエーキープ率は58・61%(121位)から61・28%(114位)と改善されており、パーオン率も69・01%(16位)から69・38%(20位)とわずかながら上がっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘