データで分析 松山英樹は2020年悲願のメジャーで勝てる?

公開日: 更新日:

 パッティングが悪いのは、今に始まったことではないが、それでもパットがスコアに貢献した数値「ストローク・ゲインド・パッティング」をチェックするとマイナス0・345(167位)からプラス0・011(97位)に転じて、大幅にこのスタッツの順位を上げている。

 それでは何が悪いのか? 最も端的に表れているのが距離のあるアプローチショットの精度だ。16―17年は「250~275ヤード」のアプローチは平均42フィート11インチに寄せて3位。「175~200ヤード」は29フィート2インチ(3位)、「150~175ヤード」は24フィート3インチ(5位)といずれも上位につけた。それが18―19年になると、「250~270ヤード」(50フィート6インチ=12位)、「175~200ヤード」(31フィート=26位)、「150~175ヤード」(24フィート8インチ=13位)と精度が落ちている。

 わずかな違いだが、これがバーディーとパー、パーとボギーの違いに直結する。加えて、数字に表れないボールの落下地点の問題もある。同じフェアウエーでも、グリーンを狙いにくい場所があるし、ホールまでの距離が同じでも、グリーンの落としどころ次第では難しいラインが残ることもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…