宣伝効果抜群も 渋野の私服に契約メーカープンプンのなぜ

公開日: 更新日:

 日本選手42年ぶりのメジャー優勝を遂げた渋野日向子(21)。歴史的快挙から凱旋帰国すると羽田空港には報道陣やファンが約500人も待ち構えており、胸にナイキの大きなロゴマークが入ったTシャツを着て現れた本人もビックリだった。

 すぐさま契約するビームスゴルフのウエアに着替えて、そのまま空港で記者会見に臨んだ。

 渋野がビームスとウエア契約を結んだのは5月のワールドレディスで初優勝した直後。メジャーでのプレー映像は世界中に流れて、ブランドの宣伝効果は抜群だった。契約を勝ち取ったビームスもホクホクだったが、「何してんだよ」と関係者プンプンの“事件”も起きていた。

 日本初開催の米ツアー「ZOZO選手権」の指定練習日に会場を訪れた渋野はタイガー・ウッズとツーショット写真を撮って自身のSNSにアップ。ところがナイキのキャップ、トレーナーに全身を包んでいた。それを見た関係者が腰を抜かすほどビックリしたのだ。

 ウエア契約金は年間1000万円はくだらないとみられており、ライバルメーカーのブランドを着られたら、頭が痛くなるのも当然だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ