弾道計測する時はミスショットのデータも必ずチェックを
ゴルフショップの室内試打で、今や欠かせないのがトラックマンをはじめとした弾道計測器でしょう。
弾道計測器にはドップラーレーダー波で弾道を追尾する方式と、弾道をカメラで撮影する方式がありますが、どちらもヘッドスピード、飛距離、ボール初速、スピン量、ミート率などを1球ずつ測定してくれます。
さて、この弾道計測器を使ったドライバー試打。多くのアマチュアゴルファーはどれだけ飛ぶのか、どれだけヘッドスピードが上がるのかにこだわりがちです。クラブを新たに購入する動機が「さらなる飛び」なわけですから、飛距離にこだわるのは至極当然です。
しかしながら、コースに出た時にドライバーに求められるのは飛距離だけではありません。ミスを最小限にとどめることも大事で、OBやチョロなどの致命的なミスを1打でも減らすことがスコアアップにつながります。
ですので弾道計測する時は、ナイスショットした時の飛距離だけではなく、ミスショット時の飛距離、そして曲がり具合も欠かさずチェックしてください。例えば、6発打ったらその6発のデータをくまなく調べる。そして、ミスショット時に、どれぐらい飛距離が落ち、どれぐらい曲がっているのかを自分の目で確かめるのです。