ロッテ佐々木朗希「苦しい疲れた」吐露も…向上心もう満点

公開日: 更新日:

野球を一日やるので、すごく疲れます」

 4日、一軍キャンプが終了する13日以降も一軍に帯同することが決まったロッテ佐々木朗希(18=大船渡)が、第1クールの4日間をこう振り返った。

 他の選手よりメニューは軽めとはいえ、早朝から夕方前まで、野球に明け暮れている。常に多くのファンや報道陣が注目しており、精神的な疲労もあるだろう。中でもランニングメニューについては「苦しいです」と吐露。この第1クール中は何度も「疲れました」と口にした。故障に配慮して練習メニューのいくつかは短縮されたり、カットされたりした。入団前から課題とされてきた体力面に関しては、吉井投手コーチも「一日や二日でつくものではなく、何年かかけてやるもの」と話しており、まだまだ向上の余地がある。

 その一方で、頭の中もたくさんの汗をかいている。

 吉井投手コーチが発案した30~40メートルの遠投、逆傾斜を利用した投球練習など、新しいことに取り組む際にも、「言われたことをしっかり整理して練習できている。たくさんのことを吸収したい」と本人は言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み