大谷が丸裸に? 米プロ界で大流行「遠隔指導」の落とし穴

公開日: 更新日:

 米プロスポーツでは新型コロナウイルスの感染を防ぐため、オンラインレッスンがはやっている。

 エンゼルスのミッキー・キャラウェイ投手コーチによれば、二刀流への完全復活を目指す大谷翔平(25)をはじめとする投手陣とはテレビ会議システムを使って頻繁にミーティングしている。米プロバスケットボールNBAウィザーズの八村塁(22)も同様に、コーチからシュートやドリブルの指導をオンラインで受けているという。

 大リーグは開幕が延期され、選手の多くは、大谷や八村のようにテレビ電話などを通じて首脳陣とコミュニケーションを図っている。依然として開幕どころか、全体練習解禁の見通しすら立っていないだけに、今後、ますますオンラインレッスンは盛んになりそうだ。自主トレが本格化すれば、これまで以上に具体的なアドバイスを求めたり、首脳陣同士で戦術に関する突っ込んだミーティングも行われるだろう。

 テレビ会議システムで重要事項を話し合う機会が増えれば増えるほど、機密事項が外部に漏れる危険は増す。第三者の侵入や情報が筒抜けになるリスクは高まるからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々