今のメジャー球団に日本人選手を取る体力がどれだけあるか

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 それまで一切、禁止されていたスカウト活動が今月4日、部分的に解禁された。

 これまで同様、現場には足を運べないが、データや映像の収集はもちろん、電話やネットなどで選手や所属チームの関係者とやりとりしたり、選手に体に関するデータを要求できるようになったのだ。

 それでもドラフトはかなり縮小、時期も先送りされる。例年なら6月上旬だったのが7月20日に延期。これまで40巡目まで可能だった指名が、5から10巡目までに変更されそうなのだ。仮に5巡目までなら、ドラフトで指名される選手の合計は1200人から150人に減る。つまり1050人が指名されない計算になり、彼らがプロ入りするとすればドラフト外。契約金の上限は2万ドル(約216万円)に制限される。

 例年なら10巡目指名でも15万ドル(約1620万円)程度だから、今年のドラフト候補は金銭面でかなり割を食う。なのでドラフト外の高校生の多くは進学するのではないか。

■若手への契約金を年明けまでストック

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