巨人サンチェスは順調も…専門家が危惧するドミニカ人気質

公開日: 更新日:

 巨人の新外国人、エンジェル・サンチェス(30)が順調だ。1日に入ったブルペンでは、トラックマンで150キロを計測。視察した宮本投手チーフコーチを「士気が上がる」と喜ばせた。

 しかし、せっかく状態が良くても開幕が見えない。6月末から7月初旬の期間へずれ込む可能性が高まっているのだ。

 広島OBで投手コーチや編成部長などを歴任、ドミニカ共和国出身の選手をよく知る川端順氏が「ドミニカ人助っ人は家の中でジッとしているステイホームが苦手かもしれません。開幕延期のこの状況は苦しいと思います」とこう明かす。

■ケンカは食事か音楽

「私が知る限り、外国人選手の中でもドミニカ人は特に気持ちの浮き沈みが激しいタイプが多い。性格は陽気だけど、待ったり我慢したりするのは苦手。カープはかつて、多くのドミニカ選手を練習生として連れて来たことがありましたが、気持ちが落ち込むと、ドミニカ人同士がケンカをすることがありました」

 川端氏が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」