橋本五輪相リーダーシップまるでなし…“お飾り”にもなれず

公開日: 更新日:

 アスリートは「まな板のコイ」だ。五輪の延期や中止は自分らでは決められない。練習施設も満足に使えない選手たちにとって、開催可否の判断基準や時期さえも未定というのはあまりに酷だ。

 橋本五輪相はIOCや組織委が決めたことをマスコミの前で話しているだけ。選手たちが努力だけでは解決できない大きな壁を前に苦悩しているのに、リーダーシップも発揮できず、具体的な指針も示せない。今こそ汗をかき、選手に寄り添うべきなのに、何のための五輪大臣なのか。

 かつて、選手村に宗教などの問題できちっと礼拝所を設けるとか、宗教対応の食事を用意するのが自分の職務と言った五輪相がいた。そんなことは大臣の仕事ではない。橋本五輪相にも仕事をしてほしいと願うアスリートは少なくないはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動