レッズ秋山「リードオフマン」の座は安泰 監督のお墨付き

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 得点力アップの切り札と期待されているのがレッズ・秋山翔吾(32)だ。

 キャンプ再開後の紅白戦では主に「1番・左翼」で起用され、17打数6安打の打率・353、2打点、1盗塁。春のオープン戦では28打数9安打の同・321と結果を残し、定位置獲得をアピールしている(日本時間17日現在)。

 新型コロナウイルス感染拡大により、3月上旬にオープン戦が中止になってからは、同い年のツインズ・前田とロサンゼルス市内の施設で汗を流してきた。ロスではトレーニングはもちろん、座学にも励み、昨季までレッズと同じナ・リーグのドジャースでプレーした前田から、メジャーでの経験や知識を貪欲に吸収した。前田も登板時には打席に立っただけに、ナの投手の球種など特徴を伝授され、可能な限り頭に叩き込んだという。

 そんな秋山の野球に取り組む姿勢にはベル監督も目を細めている。指揮官は「出塁する能力が高い。相手投手によっては他の打順もあり得るが、1番で多く起用できればと思っている」と、早くもリードオフマンとしてのお墨付きを与えた。

 球団史上初の日本人選手である秋山は強烈なインパクトを残しそうだ。

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