広島今季6度目の1点差負け…佐々岡“迷采配”で好機生かせず

公開日: 更新日:

 広島がまた接戦を落とした。

 五回には今季初先発の巨人・畠から会沢が頭部に死球を受け、畠は危険球で退場となった。そんな絶好機も佐々岡監督の“迷采配”で生かせない。

 1点を追う八回無死一塁。打席にはこの日、本塁打を放ち、打率・333の西川が入ったが、指揮官は犠打を指示。カウントが2ボールになっても、サインは変わらなかった。1死二塁としたものの、同・246の菊池涼、同・257のピレラがあえなく凡退した。

 広島は散発3安打で今季6度目の1点差での敗戦。接戦に弱いのが今季の傾向で、34試合目でいまだ1点差勝利はなし。チーム内からは「防御率4・39の投手陣なのに、攻撃では判で押したような犠打のサインが多過ぎる。チーム打率・281はリーグトップなんだから、点を取りにいかないと」との声が上がる。2016年からのリーグV3時代は接戦に強かったが、まるで勝てなくなってしまったのは、ベンチの責任でもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?