ヤクルト山田「国内FA権」取得もまさかの来季残留に現実味

公開日: 更新日:

 さらには、高津監督との縁もあるという。

「山田は高津監督のことを慕い、公私で付き合いがある。『高津監督を男にしたいし、胴上げしたい』と言って臨んだ就任1年目の今季は現在、Bクラスに低迷。ただでさえ責任感が強い山田は、チームがなかなか波に乗れないことに対して責任を感じているとも聞く。CSが復活する来季、優勝やCS進出という形で改めてチームに貢献してから、という形に落ち着いても不思議ではありません。もともとヤクルトには愛着もあるようですし、あとはヤクルトがどれだけの条件を提示するかでしょう」(某球団の編成担当)

 山田は順調にいけば、来季中に海外FA権を取得する。

「今季の成績ではメジャーの評価は厳しくなるが、打撃、走塁で高い能力を持っているだけに、来季、4度目のトリプルスリーを達成すれば、メジャーも黙っちゃいない。国内外の争奪戦に発展することで、より良い条件を狙う手もあります。1年残留すれば国内外に選択肢が広がるのは確かです」(前出の編成担当)

 4日の中日戦前に通算1000試合出場の表彰を受けた山田。その決断やいかに――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性