エ軍大谷の守備練習の裏側 首脳陣に看破された“器用貧乏”

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「要するにエプラーGMとマドン監督が断を下したということですよ」

 米西海岸のさるスカウトがこう言った。

 日本時間8月25日、エンゼルスの大谷翔平(26)が右翼や一塁の守備練習を始めたことに関してだ。

 日本のスポーツマスコミは「三刀流へ」「今季中にも守備」と、投打の二刀流に加えて野手としての役割もこなすことになると大騒ぎ。「彼の能力を生かすには守らせない手はない」というマドン監督のコメントを真に受けているが、守備練習を始めた理由はまったく逆。「大谷の能力がある意味、見限られたからだと聞いています」と、前出のスカウトがこう続ける。

「大谷には投手より打者としての才能がある。右腕を痛めた今季は、その打者に専念しながら成績はいまひとつ。打者として一流と判断されていれば、間違いなくDHに専念させる。ケガの危険が伴う外野手や一塁手などやらせるはずがありません。つまり打者として、そこまでの選手ではないからこそ、起用のオプションを増やそうという判断が働いたのでしょう」

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