阪神ファン大胆提言「矢野監督解任、岡田彰布氏で再建を」

公開日: 更新日:

「矢野監督では苦しいですね」

 数十年来の阪神ファン、ひろさちや氏(宗教評論家)がこう嘆く。

 今季の阪神は残り45試合で首位巨人に10・5ゲームの大差をつけられ、優勝は絶望的。直接対決は4勝12敗と大きく負け越し、これだけで8ゲーム差をつけられている。

 17日にはようやく、東京ドームで今季初勝利したが、巨人は坂本、岡本が2試合連続で欠場する飛車角落ちの布陣。原監督には、とことんナメられたものだ。阪神ファンからすれば、これほど情けないことはない。

 在阪メディアによる評論では、「巨人野球との差」がことさらクローズアップされている。16日付の日刊スポーツ(WEB版)では、阪神OBの中西清起氏が「巨人とは戦力差というより、組織力に差を感じたシーズンになった」と論じた。組織力の差とはつまり、監督力の差である。冒頭のひろさちや氏は、「矢野監督にはセオリーがない。15日の梅野のバスターエンドラン失敗しかり、作戦も起用も思い付きで、こうあってほしいという願望が前面に出ていると感じざるを得ない。今季限りで解任するべきです」と、こう提言する。

「3番打者が決まらないとボヤいたり、不振のベテラン福留、糸井、能見にこだわり過ぎ。能見は11日に二軍降格したが、仮に3人の給料が高いから一軍に置いているのだとしたら、監督は選手の給料を気にする必要など全くない。勝つためにどうするかを最優先すべきでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ