カナダ行きは断念の紀平梨花に「プルシェンコに師事」情報

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表現力に課題を残したまま

 ロシアなど欧州メディアによれば、オーサー氏に代わる新たなコーチとして、あのロシア皇帝の名前が浮上しているという。五輪、世界選手権、GPファイナルで、合わせて9度の頂点に立ったエフゲニー・プルシェンコ氏(37)だ。現在はモスクワを中心にロシア国内でスケート教室を運営し、ジュニアを中心に次代のトップスケーター育成に励んでいる。

 紀平は現在、モスクワのプルシェンコ氏とはSNSなどのオンラインを通じてコミュニケーションを図り、演技の具体的なアドバイスを受けているという。

 紀平は長らく指導を受けてきた浜田美栄コーチと練習法を巡る意見の食い違いもあって確執がささやかれてきた。今回、コーチをカナダ人からロシア人に変更するのは、コロナ禍の影響もあるが、何よりも課題の克服を優先したためだといわれる。

 紀平はシーズンオフの練習で、女子では実施が難しいとされる4回転サルコーに成功するなど、ジャンプやスケーティングの技術を高めている。その一方で、海外勢に比べて見劣りするとされる表現力に課題を残したままだ。現役時代は感情をあらわにする表現力を武器としていたプルシェンコ氏に師事してレベルアップを図る狙いだ。

 ロシア人コーチの指導で、ロシア勢の牙城を崩せるか。

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