八村塁キャンプイン 課題は3Pシュート確率「3割5分」の壁

公開日: 更新日:

■4割を超えて一流3Pシューター

 近年、NBAで重視される3ポイントシュートの精度が低いからだ。八村はペイントエリア(制限区域)内からのシュートには定評があるものの3ポイントシュートの確率は物足りない。昨季は87本放って成功したのはわずか25本。成功率は28・7%にとどまった。

 八村が主に務めるパワーフォワード(PF)はゴール前で体を張ったプレーが求められる。肉体的負担の大きいPFでも3ポイントの精度の高さは求められ、PFでは昨季ペイサーズのダグ・マクダーモットが全体トップの43・5%を記録した。4割を超えると一流の3ポイントシューターと見なされるが、一般的にPFは成功率35%が及第点とされる。

 ウィザーズは今年のドラフト9位でオールラウンダーのデニ・アブディヤ(19=イスラエル)を指名。チーム内には八村と同じフォワードの若手も育っているだけに、スタメンの座をキープするには3ポイントのデキが重要になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後