巨人が梶谷に3年5億円超提示も…“不遇”FAの先輩との類似点
巨人が7日、国内FA権を行使したDeNA梶谷隆幸外野手(32)と初交渉を行った。
今季は1番としてリーグ2位の打率・323、19本塁打。「左の強打者」を補強ポイントとする巨人は、3年総額5億円超を提示したとみられる。前日の井納に続き、交渉解禁日から2日連続での初交渉で早期決着をもくろむ。
巨人の外野陣は不動の中堅手である丸以外は決まっていない。梶谷が加入すれば、売り出し中の松原ら若手の出番は激減するだろうが、それでもいいというのが原全権監督の判断なのだろう。得点圏打率・300の勝負強さを兼ね備え、俊足、守備力も高い梶谷を「走攻守が揃うリードオフマン」と期待するのだが、4年前にも同じように大金を積んで迎え入れた外野手がいた。
5年総額15億円の超大型契約でFA加入し、4年目を終えた陽岱鋼(33)である。
日本ハム時代の2016年の打率は・293。三顧の礼で迎えたものの、故障がちなこともあり、これまで4年間で一度も規定打席に届いていない。打率は2割3~7分台を推移。13年に47盗塁でタイトルを取った走力もウリだったが、巨人に移籍した17年から盗塁数は4、2、0、1。さる球界関係者がこう言った。