著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

巨人がDeNA梶谷と井納を獲得 消え失せた強者の憎たらしさ

公開日: 更新日:

 DeNAからFA宣言していた梶谷隆幸と井納翔一を巨人がダブル獲得した。梶谷は過去の実績もさることながら、今季19本塁打、キャリアハイの打率・323を達成した外野手。一方の井納は2014年に11勝を挙げて以降、2ケタ勝利からは遠ざかっているもののそれでも先発ローテの一角として長く活躍してきた投手。2人ともDeNAの主力選手である。

【写真】この記事の関連写真を見る(8枚)

 巨人が複数のFA選手を一気に獲得するのは今やすっかり見慣れた光景だ。18年にも西武・炭谷銀仁朗と広島・丸佳浩をダブル獲得しており、16年には日本ハム・陽岱鋼、ソフトバンク・森福允彦、DeNA・山口俊の3人を一挙獲得。13年にも広島・大竹寛と西武・片岡治大、さらに11年にはソフトバンク・杉内俊哉と横浜・村田修一という超大物をそろって獲得している。当然、そのたびに巨人の見苦しい補強策について批判が巻き起こってきたが、それでも巨人は勝利に徹することで外野の雑音を封じ込めようとしてきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも