巨人戸郷300%増2600万円も 原監督采配ミスで“損した金額”

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 桑田真澄は超えた。

 巨人の高卒2年目右腕・戸郷翔征(20)が21日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、1950万円増の年俸2600万円でサイン。巨人の高卒3年目シーズンの年俸としては、2002年の條辺剛の3000万円に次ぐ投手歴代2位の金額で、2160万円だった桑田を上回った。

「評価してもらった。うれしい。(来季は)チームとして日本一、個人として15勝を目指す」

 本人はそう目標を口にしながら喜んだが、チーム内には破格の300%増にも、「もっと上がってもいい」という声が少なくない。

 高卒2年目の今季は開幕ローテーション入りして9勝6敗、防御率2・76。菅野に次ぐ先発陣の柱としてチームのリーグ連覇に大きく貢献しながら、ソフトバンクに4連敗した日本シリーズでは中継ぎに回された。

「今季の序列でいけば、初戦の菅野に続く第2戦の先発はどう考えても戸郷でしょう。しかし、先発マウンドに上がったのは、今季5勝2敗(防御率3・16)の9年目左腕の今村だった。原監督が右投手が続くことを嫌がったこと、また柳田、栗原、中村らの左打者対策という狙いもあった。とはいえ、今村の球威では右だろうが左だろうが、ソフトバンクの強力打線を抑えろというのは酷。結果論だが、巨人の先発陣で最も球威のある戸郷を堂々と2戦目にぶつけていれば、展開が変わる可能性があったのは確かでしょう」(巨人OB)

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