紀平10カ月ぶり実戦でも高難度 裏に1000m超高地トレの自信

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 フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)が、25日開幕する。

 24日の公式練習では、ともに今季初戦となる羽生結弦(26)、紀平梨花(18)ら、男女の優勝候補が氷の感触を確かめた。

 連覇を狙う紀平は今年2月の四大陸選手権以来、約10カ月ぶりの実戦でいきなり高難度のプログラムを組み込んだ。27日に行われるフリーでは、従来の演技構成をガラリと変えて、自身が武器とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を後半に。大技を後半で実施すれば、高得点が期待できる半面、スタミナ切れによる回転不足などのミスから、大幅な減点につながるリスクもある。

 四大陸選手権を最後に公式戦のリンクから遠ざかっている紀平があえて難しい構成を予定しているのは、コロナ禍でも十分な練習を積んできたからだろう。

■スタミナに自信あり

 紀平は今年から新たにステファン・ランビエール氏(35=スイス)に師事。新コーチが運営するスイスのスケート教室のリンクを拠点にして汗を流してきた。

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