紀平10カ月ぶり実戦でも高難度 裏に1000m超高地トレの自信

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 このリンクは山岳リゾート地として知られるシャンペリーにあり、標高1000メートル超の場所に位置する。オフシーズンには、欧州のトップスケーターの多くが高地トレーニングに利用する場所でもある。

 紀平は、スイス人コーチの下、スケーティング技術向上に加え、酸素の薄い高地を利用してスタミナ増強、筋力アップにも取り組んだ。現地でのハードなトレーニングの成果はジャンプにも表れているそうで、紀平は「以前よりも高く跳べるようになった」と、手応えを口にしている。

 今大会は来年3月の世界選手権(ストックホルム)の代表選考会を兼ねる。世界選手権では、2022年北京五輪の国別の出場枠が懸かる。

 まずは全日本選手権で上位に入り、世界選手権の代表入りが最優先となるものの、女子のトップが集うロシア勢に対抗するには、3回転半ジャンプを成功に導くためのスタミナがカギとなる。

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