女王・コストルナヤがロシア選手権欠場、コロナ回復ならず

公開日: 更新日:

 女子フィギュアスケートのロシア勢がコロナ禍に見舞われている。

 昨季のGPファイナル(イタリア・トリノ)女王で、欧州選手権を制したアリョーナ・コストルナヤ(17)が、今月4日に感染が判明した新型コロナウイルスからの回復が遅れて、24日開幕のロシア選手権を欠場することになった。同国フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・コーガン事務局長が22日、現地メディアに明らかにした。

 コストルナヤは昨季、彗星(すいせい)のごとくシニアデビュー。同じロシアの同年代の選手とともにGPファイナルの表彰台を独占した3人娘の1人だ。

 ロシアの女子スケーターを巡っては、2018年平昌五輪銀メダルのメドベージェワ、今季のGPシリーズロシア杯を制したトゥクタミシェワらの実力者が相次いで感染。メドベージェワは背中の痛みもあり、ロシア選手権を欠場に追い込まれた。

 今後もトップスケーターから感染者が出れば、来年3月の世界選手権にも影響しかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?