G菅野を根掘り葉掘り…MLBは彼女との付き合い方まで調査

公開日: 更新日:

 今年は折からのコロナ禍により、日本人選手に関する調査や情報収集が十分ではない。アメリカにいるスカウトや球団幹部が日本に行けないことも大きい。それだけに同業者同士の情報交換が例年以上に頻繁に行われている。

 例えば菅野の好きな食べ物を知っていれば、本人が本拠地に来たときの案内がスムーズにできるし、趣味を把握していれば、交渉時にざっくばらんな話も可能になる。

■A4サイズ4~5ページのガイド

 わたしが以前、日本人選手を獲得した際は、球団に頼んで本拠地のガイドとも言えるような資料を作ってもらった。日本語を話せる医者のいる病院、ナイターが終わってからでも行ける日本食レストラン、日本人コミュニティーや日本食を扱うスーパーの場所などをリストアップしてもらい、交渉のときに手渡した。球団職員にはかなり苦労をかけたが、A4サイズ4~5ページに及ぶガイドは選手も重宝したはずだ。

 メジャーはデータ野球全盛。球団幹部は選手の能力を数字で判断するようになり、我々、スカウトはバンバン首を切られている。まさにスカウト受難の時代だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状