菅野らS班の心掴み宮崎へ 巨人に派閥誕生なら暗黒時代再び

公開日: 更新日:

 巨人桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が5日、6日に始まるキャンプ第2クールから一軍本隊に合流するため、宮崎入りした。

 1日から始まった第1クールは東京ドームで独自調整組のS班をチェック。エース菅野をはじめ、FA加入の井納、原監督に守護神の筆頭候補に挙げられている中川、開幕ローテを争う今村らと連日対話を行った。指導は「まだ」と言うが、菅野が「桑田さんが巨人をどう見てきたか。投手の練習や動きを見ていて、どう感じているかを質問させていただいた」と言うように、ナインの方は興味津々のようだ。キャンプ前には宮崎の一軍本隊組の戸郷が「あれだけ勝っている方に聞いてみたいことは山ほどある。いっぱい聞きたい」とラブコール。ブルペンでは桑田補佐が「完投しろ」と指摘した「135球」を投げるなど、教えを忠実に守っているのだ。

「頭ごなしに言うわけではなく、最初に言い分を聞いてくれる姿勢、ソフトな語り口調でムダを省く合理的な練習法などが受け入れられつつある。東京ドームでの4日間で早くも菅野ら投手陣にシンパが生まれ始めています」(チーム関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ