侍J稲葉監督が巨人視察 岡本が“激戦区”三塁の筆頭候補か

公開日: 更新日:

 2人の指揮官が見守る中、フリー打撃で快音を連発した岡本和は「選ばれたい思いもある。しっかり目の前の試合を頑張って選んでいただけたら光栄」と意欲を見せれば、稲葉監督も「ジャパンは守りも大事。長打力もあるし、外野の経験もある」と呼応した。さるNPB関係者がこう言った。

東京五輪のメンバーは24人。28人のWBCより少ないので、三塁手は1人になる見込み。その中でも岡本和は現時点で筆頭候補になる。2冠の打撃はもちろん、この日、原監督にアピールされたという三塁の守備力は、もともと稲葉監督も評価している。常に巨人の4番という重圧を背負いながら試合に臨んでいる精神力も買っています」

■変則投手が切り札になるか

 宮崎キャンプのメンバーでは、昨季9勝の戸郷翔征(20)が大穴候補といえそうだ。

「国際大会では変則投手が切り札になるケースがある。スリークオーター気味の腕の振りから特殊な軌道のフォークを操る。将来の球界のために次世代を担う若手を何人か入れたい意向もある。21歳の村上と共に、戸郷も若手枠に滑り込む可能性はあります」(前出の関係者)

 岡本和が言うように、当落線上の戸郷も、最終リストを提出するまでの開幕2カ月が重要になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後