大坂が元世界女王に引導 S.ウィリアムズに圧勝で決勝進出

公開日: 更新日:

 女子テニス大坂なおみ(23=世界ランク3位)にとって、4大大会シングルス23勝のセリーナ・ウィリアムズ(39・米国=同11位)は憧れであり目標だった。

 大坂の父親はセリーナとビーナスを育てたウィリアムズ家の教育方針を参考にし、ウィリアムズ姉妹に関わった人たちをコーチにつけた。サーシャ・バインしかり、ジャーメイン・ジェンキンスしかり、アブドゥル・シラーしかり、チーム・ウィリアムズの一員だった人たちだ。

 しかし、2018年の全米に続き、19年の全豪も制すと、彼らと次第に距離を置くようになり、現チームにウィリアムズ姉妹に関わった人はひとりもいない。そして、今回の圧勝でウィリアムズ家から完全に「独り立ち」したと言えるのではないか。

 昨18日の全豪オープンテニス女子シングルス準決勝は、大坂がウィリアムズに6―3、6―4でストレート勝ち。「立ち上がりこそサーブが入らず苦労しましたが、要所でサービスエースを決めるようになった。特に冴えていたのはバックハンドのクロスです」と、テニス専門誌の記者がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学