春のセンバツ甲子園「初戦で散る高校・残る高校」完全予想

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 第93回センバツ高校野球大会(3月19日から休養日2日間を含む13日間)の組み合わせが23日、決まった。初戦から明徳義塾―仙台育英、市和歌山―県岐阜商、智弁学園―大阪桐蔭といった実力校同士の好カードが目白押し。1回戦全16試合の勝敗を占った。

 ◇  ◇  ◇

■第1日 19日

 第1試合は神戸国際大付と北海が激突。スポーツライターの美山和也氏がこう言う。

「北海のエース左腕・木村の防御率は、参加校中ナンバーワンの0.53。最速145キロの直球と切れ味抜群のスライダーで空振りを奪う。8試合52回3分の2を投げ、72奪三振のドクターKです。平川監督は背番号2ケタの1年生外野手・小口をスイッチヒッターとして育てているのですが、足も速く、ここぞの代走で使える。1点を取るオプションがあるところも強み。神戸国際大付のエース阪上も好投手ですが、鮮烈な全国デビューを果たしそうな木村が引っ張る北海が勝つとみています」  

 第2試合は仙台育英が明徳義塾との強豪校対決を制す。某球団のスカウトはこうみている。

「最速147キロのエース・伊藤、143キロの2年生左腕・古川、145キロの松田と投手陣は強力。明徳のエース代木の前評判も高いが、打線も含め、仙台育英が層の厚さで上回ります」

 第3試合は新3年生の通算本塁打数が231本という驚異の破壊力を誇る健大高崎が下関国際を破って好発進する。

■第2日 20日

 第1試合は身長193センチの最速146キロ右腕・達を擁する天理が宮崎商を倒す。第2試合は鳥取城北が三島南を下す。第3試合は東海大相模が東海大甲府との東海大対決を制し、昨秋の関東大会で敗れたリベンジを果たす。

「東海大甲府の若山は好左腕だが、東海大相模は1度見た投手は攻略してくることが多い。同じ系列校で関東大会準々決勝という勝てばセンバツ当確の試合に敗れ、この数カ月ヤキモキさせられた相手との再戦。東海大相模の門馬監督は死に物狂いで勝ちにいくだろうし、『東の横綱』として同じ相手に2度は負けられないのではないか」(前出のスカウト)

■第3日 21日

 第1試合は具志川商が八戸西との21世紀枠対決に勝つ。第2試合は福岡大大濠が大崎との九州勢対決を制し、昨秋九州大会決勝の借りを返す。清峰の部長などを歴任した清水監督が離島の大崎を九州王者に導き、初出場を果たしたが、聖地1勝はお預けとなる。第3試合は明豊が21世紀枠ながら実力校の東播磨に勝つ。

名将率いる県岐阜商を市和歌山の小園がキリキリ舞い

■第4日 22日

 第1試合は市和歌山が県岐阜商との公立の実力校対決を制す。前出の美山氏がこう言った。

「どちらも公立校として優勝を狙える地力がありますが、市和歌山のドラフト1位候補・小園をフレッシュな状態の初戦で攻略するのは至難の業。152キロの直球だけでなく、スライダー、カットボール、ツーシームと変化球の精度が抜群で、捕手の松川主将もプロ注目です。名将・鍛治舎監督が率いる県岐阜商は強力打線を誇り、チーム力は高いものの、しっかり振ってくる分、小園にキリキリ舞いさせられる危険性もはらんでいます。市和歌山がロースコアの接戦をものにするでしょう」

 第2試合は智弁学園と大阪桐蔭の昨秋の近畿大会決勝の再戦。優勝候補対決となる。美山氏が続ける。

「大阪桐蔭の松浦、関戸の左右二枚看板と右腕・竹中は全員ドラフト候補。今チームは歴代屈指の投手陣を誇ります。4番・池田を中心とした打線の破壊力も申し分ない。西谷監督は本気で3度目の甲子園春夏連覇を目指している。昨秋に大阪桐蔭を倒している智弁学園も優勝候補ですが、分厚い戦力を誇る大阪桐蔭が勝ります。東海大相模同様、横綱は同じ相手に2度負けるわけにはいきません」

 第3試合は広島新庄が公式戦打率.408と強打の上田西(長野)に勝つ。

「広島新庄は4番でエースの花田が軸だが、田口、堀とプロ入りした先輩を彷彿とさせる秋山も好左腕。守備は堅く、機動力も使える。中国大会3試合を1点差で勝ち上がり新チーム結成以来、練習試合も合わせ、39戦全勝。いつの間にか勝っているチームといえます。上田西は公式戦打率.408と強打が武器ですが、広島新庄の試合巧者ぶりが上回ります」(美山氏)

■第5日 23日

 第1試合は夏の独自大会で東京の頂点に立った前チームの主力が残り、秋も圧倒的な力で東京を制した東海大菅生が好投手・桜井擁する聖カタリナを下す。第2試合は森下、平野の左右二枚看板を擁する京都国際が、東北大会で500球を投げたエース谷木が引っ張る柴田を下す。第3試合は元プロの島田監督率いる常総学院が敦賀気比との強豪校対決を制す。

■第6日 24日

 第1試合はMAX151キロの畔柳を擁し、優勝候補に挙げられる中京大中京が専大松戸を倒す。

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