貴景勝17キロ減が奏功 “おもり”外れ初日から2連勝の快進撃

公開日: 更新日:

 先場所とはまるで別人のような相撲だ。

 大関貴景勝(24)が初日から2連勝。15日は先場所を制した大栄翔との押し相撲対決に臨み、得意の突き落としで仕留めた。

【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)

 昨年11月場所で優勝しながら、綱とり場所の先場所は2勝しかできずに途中休場。今場所は3度目のカド番だ。

 かつては175センチ、183キロという肉マリのような体形。まだ相撲を取っていないのに肩で息をする場面も多く、スタミナ不足が囁かれていた。

 そんな大関が今場所は17キロ減の166キロ。本人は「鍛え方を変えただけ」と意図しての減量を否定していたものの、先場所とは動きそのものが違う。下から攻めて上体を突き起こし、相手が前に出てきたところを突き落とすのは貴景勝の十八番でもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み