大谷10戦連続安打 開幕後は「ブラッシュボール」の餌食に

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(26)が23日(日本時間24日)のレンジャーズ戦に「1番・DH」で出場し、三回、相手先発右腕ライルズから中前打を放って3打数1安打1三振。10戦連続安打で、打率を6割とした。

 すでに4本塁打を放ち、復調気配の大谷だが、他球団のスコアラーは懐疑的だ。

 他球団の投手は今季、二刀流に復帰する大谷への気兼ねもあって、オープン戦で厳しいコースを攻めていないからだ。

「大谷が安打にしているのも比較的甘いコースが多く、相手投手からすればシーズン中であれば失投と責められてもおかしくない。オープン戦では本調子でない投手が少なくない。長打がある大谷の状態を把握する意味でも、あえて打ちやすいコースに投げる球団もある。オープン戦のデータを分析して、開幕後は大谷が得意とするコースを避け、内角攻めに徹するはずです。ブラッシュボールも増えるでしょう」(ア・リーグスコアラー)

 エ軍は開幕からホワイトソックス、アストロズ、ブルージェイズと好投手が揃うチームとの対戦が続く。厳しいコースを突かれれば、開幕早々に打撃フォームを崩しかねない。

 レイズ・筒香嘉智(29)はオリオールズ戦に「2番・一塁」で出場し、3打数1安打1三振だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり