大相撲5月場所番付発表 55年ぶり“新出世なし”が起きたワケ

公開日: 更新日:

 緊急事態宣言を受け、3日目まで無観客開催が決定した大相撲5月場所(9日初日)。そんな本場所で思わぬ「珍事」だ。

 今場所は新三役や新入幕などの“新出世”がゼロ。これは1966年の5月場所以来となる55年ぶりの珍記録なのだ。

 確かに照ノ富士も大関返り咲きで、幕内も返り入幕はいても新入幕はいない。新横綱、新大関はめったに出ず、新入幕や新十両がいない場所も多々あったが、一度に重なるのは珍しいというわけだ。

「先場所は新型コロナに感染したり、所属部屋で感染力士が出るなどして複数の幕下上位力士が休場した。この場合、番付は据え置き。つまり、上が詰まっていたことも新十両が出なかったのと無縁ではないでしょう」

 とは角界OBの弁。

 ただ、このOBは「新三役はちょっと不可解です」と、こう続ける。

「若隆景は先場所、前頭2枚目で10勝5敗。普通ならば小結に上がって当然なのに、前頭筆頭止まりです。関脇、小結の三役は最低2人と規定はあるけれど、上限が決まっているわけじゃない。御嶽海、大栄翔に加えて若隆景を3人目に加えてもよかったはず。そもそも、先場所は高安、大栄翔、御嶽海と3人の小結がいたわけですから。それをいえば1月場所、前頭筆頭で優勝した大栄翔が関脇でなく小結止まりというのも理解できない。昔は張出関脇、張出小結というものがあったけど、それもなぜか平成初期になくなっている」

「番付」は生き物というが、地位が上がれば給料も上がる。力士にとって不可解な「珍事」は笑ってはいられない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (上)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

面接1回!木造大型施設の施工管理/次席候補/土日祝休/セカンドキャリア歓迎
株式会社アールエフテクニカ 神奈川県 藤沢市 正社員
月給59万円~83万円
フィルム倉庫のフォーク乗務員・時給1500円/土日祝休・一人黙々
株式会社bring plus 茨城県 つくばみらい市 派遣社員
時給1,500円~1,938円
プラスチック製品の製造/2交替/土日祝休/寮完備/京都で働こう/清瀬市から京都へ
株式会社グロップ 綾部オフィス 京都府 福知山市 派遣社員
時給1,500円~1,875円
Sponsored by 求人ボックス