大谷翔平“孤軍奮闘”の不毛…打てど走れど勝てずエ軍最下位

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 孤軍奮闘という感じになってきた。エンゼルスの大谷翔平(26)のことだ。

 2番・DHで出場した日本時間23日のアスレチックス戦は4打数2安打1打点。六回の3打席目はバットを折りながら俊足を生かして二塁打、続く4打席目は適時三塁打を放つなど4試合ぶりのマルチ安打をマークしたものの、チームは3連敗。同24日のアスレチックス戦はスタメンを外れ、1点追う七回1死満塁の好機に代打で登場。相手の4番手左腕ガダーンから同点の右犠飛を放つと、そのまま右翼の守備に就いた。チームは6―5で勝ち、連敗を3で止めたが、地区首位のアスレチックスから7.5ゲーム差の最下位に沈んでいる。

 大谷の打撃成績はハンパじゃない。14本塁打はリーグトップタイ、35打点は同8位、6盗塁は同10位タイ、安打の中にはこの日のように足で稼いだものもある。打って走って投げて……まさに大車輪の働きぶりとはいえ、どれだけ働いてもそれがチームの成績に結び付かない。

 チーム防御率5.21はリーグワースト。大谷が打って走ってもたらした得点を、投手陣が吐き出しているのだ(数字は日本時間24日現在)。

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