大坂なおみ全仏初戦突破も会見拒否…赤土制覇へ逆風強まる

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■「今回ばかりは支持を得られそうにない」

 さて、大坂は試合後の会見を拒否すると公言している。冒頭のコメントは試合直後、コート上でのもので、選手はそれとは別に会見場で会見を行うことが義務付けられている。大坂は宣言した通り、この日の試合後の会見を拒否した。

 この行為に対し、主催者側は罰金約165万円を科すことを決定。今後も会見拒否を続ける場合、今大会の失格処分、4大大会の出場停止処分を科す可能性などを通告した。

「大坂はアスリートの心の健康状態が無視されていると言いますが、選手は会見で必ずしも質問に答える必要はありません。例えばフェデラーは会見で、いつまでもバカなことを言うんじゃないよとハッキリ言いますから。大坂は難局に強い選手ですが、今回ばかりは支持を得られそうにない。マネジャーをはじめ周囲がコートの内と外をうまく切り離してあげることが必要だと思いますね」とは前出の武田氏だ。

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