大坂なおみ全仏初戦突破も会見拒否…赤土制覇へ逆風強まる

公開日: 更新日:

■「今回ばかりは支持を得られそうにない」

 さて、大坂は試合後の会見を拒否すると公言している。冒頭のコメントは試合直後、コート上でのもので、選手はそれとは別に会見場で会見を行うことが義務付けられている。大坂は宣言した通り、この日の試合後の会見を拒否した。

 この行為に対し、主催者側は罰金約165万円を科すことを決定。今後も会見拒否を続ける場合、今大会の失格処分、4大大会の出場停止処分を科す可能性などを通告した。

「大坂はアスリートの心の健康状態が無視されていると言いますが、選手は会見で必ずしも質問に答える必要はありません。例えばフェデラーは会見で、いつまでもバカなことを言うんじゃないよとハッキリ言いますから。大坂は難局に強い選手ですが、今回ばかりは支持を得られそうにない。マネジャーをはじめ周囲がコートの内と外をうまく切り離してあげることが必要だと思いますね」とは前出の武田氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動