大坂の年収60億円は女子選手最高額!いよいよ視線シビアに

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 この1年間で、稼ぎは20億円も増えたことになる。女子テニス大坂なおみ(23)のことだ。

 25日にスポーツ選手の長者番付を発表した米メディアの「スポーティコ」によれば、大坂の年収は女子最高の5520万ドル(約60億円)。テニスの賞金が約5億7000万円、スポンサーからの契約金など競技以外の収入が約54億円にのぼるという。男子を含めても世界15位だった。1年前の年収が女子アスリート史上最多の40億円だったから、稼ぎはもはや突き抜けている。

「この5月に世界のスポーツ界で活躍した個人や団体に贈られるローレウス・スポーツ賞が発表され、大坂は女子の年間最優秀選手賞に選ばれています。この賞は大変、権威ある賞で、日本人では初。メジャー4勝とアスリートとして飛び抜けて強いのはもちろん、純粋無垢な部分はだれからも支持されている。多様性の時代にマッチし、世界中に発信する力があるだけに、スポンサーが飛び付きたくなるのもわかります」(スポーツライターの武田薫氏)

 とはいえ、女子アスリートとして強さも稼ぎもハンパじゃない分、メディアやライバルの視線はいよいよシビアになるのではないか。

「もちろん、なんとか大坂を倒そうと目の色を変えて食らいついた女子選手もいましたが、最後は力でねじ伏せられた。しかも、圧倒的にやられています。嫉妬などはあるかもしれませんけど、そういうものを飛び越えた強さがいまの大坂にはありますから」とは武田氏だ。

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