「叩くならJOCを叩け」発言の欺瞞…勘違い山下会長は柔道選手か柔道家か

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「彼ら彼女らに何の責任もない」のは当然で、JOC会長として発信するべきは世論の同情を誘うような言葉ではない。

 選手の意向、国民世論を踏まえた上で、なし崩し的に好き勝手に進めるIOC(国際オリンピック組織委員会)や、後手後手の感染対策となっている政府に対して毅然とした態度を取ることではないのか。

 ちなみに「東京都中学校体育連盟柔道部」が作成し、都内の柔道部生徒らに配布した文書にはこうある。

<柔道の試合だけ強い「スポーツバカ」にならない><「柔道選手」から、将来は「柔道家」になってもらいたいと願っています>

 さて、山下会長は「柔道選手」「柔道家」のどちらだろうか。

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