バッハ会長は欲望ムキ出し!広島訪問要求の裏に「ノーベル平和賞」狙う凄まじいエゴ

公開日: 更新日:

 どうしておとなしくしていられないのか。東京五輪開幕前の来日を予定しているIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が被爆地の広島訪問を要望し、調整が進められている。すでに来日して活動中のコーツ調整委員長についても、長崎訪問が検討されているという。都内の新型コロナウイルスの感染はリバウンドに転じ、人流抑制を求められているのに、ぼったくり男爵はお構いなし。欲望ムキ出しだ。

■被災地より被爆地

 来日予定を7月8日に前倒ししたバッハは、国連総会で採択された「五輪休戦決議」の期間が始まる16日に、広島を訪問する日程で調整中だ。五輪やスポーツを通じた平和への取り組みを訴えるというのだが、東京大会のもともとのスローガンは「復興五輪」。百歩譲って被災地訪問ならまだしも、なぜ被爆地に行きたがるのか。

「バッハ会長は当初、5月中旬に一度訪日し、広島の聖火リレー式典への参加を計画。聖火ランナーを務めるというプランもありましたが、コロナ禍で吹き飛んでしまった。広島にこだわり続けるのは、熱望するノーベル平和賞に最も近づける手段だからなのでしょう」(大会組織委員会関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー