野球「金」甲斐拓也<3>ホテル巣ごもり秘話…家系ラーメンすすり、栗原陵矢がスタバの配達係に

公開日: 更新日:

甲斐拓也(28歳、野球、金メダル/ソフトバンクホークス・捕手)

 野球が五輪競技として行われたアテネや北京では、宿泊するホテルに談話室があった。代表選手はそこで一杯やりながら談笑したものだが、コロナ禍の東京では当然、それもかなわなかった。今回も選手村に入らなかった侍ジャパン選手はホテルの部屋に缶詰めだったという。

【写真】この記事の関連写真を見る(36枚)

■外出はもちろん、部屋の行き来も制限

「食事などを除いて、部屋から出ることはほとんどなかったですね。食事もバイキング形式で、選手やコーチは互いに離れた席で食べなきゃいけない。食事そのものは大満足でした。目の前で鉄板焼きを焼いてくれたり、珍しいところで言えば『家系ラーメン』まであった。ホテルのスタッフには本当に感謝しかありません」

 日本代表の正捕手という立場もあり、甲斐は主に部屋では各国のバッターの研究をしていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々