9.15開幕「中国の五輪」でコロナ対策アピールも…当局発表は誰も信じない

公開日: 更新日:

 元中国人経営者はさらに続ける。

「そもそも国内外の中国人は、当局が発表している感染者や死者数を信じていません。昨年、感染爆発が起きた当初、病院に殺到した患者や、廊下で白い布をかぶされたままの遺体、24時間絶え間なく燃やされていた死体、生前に使っていた数万個のスマホが山のようになっている動画も見ていますから。死者が5000人に満たない? ゼロがひとつ足りませんよ。だから今回の全国運動会でコロナ感染者が出ても、原因や正確な人数を発表するはずがないですよ」

 中国は今も、政府批判をすれば投獄され、言論統制、ネット検閲は当たり前。

「まったくいつの時代の話なのか。そんな国で平和の祭典を行うべきではない!」と、この経営者は最後に語気を強めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも